| 対象学年 | :中1 | 
| 教科書 | :NEW HORIZON(Unit 6) SUNSHINE(Program 5) NEW CROWN(Lesson 4)  | 
| 検定 | :英検級目安(4級) CEFRレベル(A1) | 
上記の内容は、教科書や検定レベルの対応を「といぷーEnglish」独自に整理したものです。
できるだけ正確にまとめていますが、年度や改訂によって異なる場合もあります。
ご参考までにご覧いただき、詳しくは各教科書や公式情報などでご確認ください。

まずは基礎問題で腕だめし! Let’s start!
三単現とは?
三単現は、英語では third person singular present といいます。

中学英語では「主語が三人称・単数・現在形のとき、動詞に -s / -es をつけるルール」を指します。
現在形についてはこちらの記事をチェック!


三単現の文の主語

主語は三人称です。
三人称とは、 話し手(I)と聞き手(you)以外のものを指します。
(例)he / she / it / Aiko / my father など


be動詞 am, areとisの主語の使い分けと同じだね!
三人称って何だっけ?という人は、この記事もチェックしておこう!
肯定文
肯定文とは、いわゆる普通の文のことです。書いてある意味の通りの文のことを指します。
動詞の変化 ルール表
三単現の肯定文では、動詞に -s / -es / -ies をつけるルールがあります。
語尾によって形が変わるので注意しましょう。
| 動詞の語尾 | 三単現形 | 例文 | 
|---|---|---|
| 一般的な動詞 | -s | He plays tennis. (彼はテニスをします。) | 
| 語尾が ch / sh / s / x / o | -es | She watches TV. (彼女はテレビを見ます。) | 
| 子音 + y | y → ies | He studies English. (彼は英語を勉強します。) | 
| 不規則 | 特別 | She has a dog. (彼女は犬を飼っています。) | 
(例)よく使われる三単現の動詞一覧
| No. | 意味 | 原形 | 三単現 | 
|---|---|---|---|
| 1 | 遊ぶ・する | play | plays | 
| 2 | 勉強する | study | studies | 
| 3 | 見る(テレビなど) | watch | watches | 
| 4 | 行く | go | goes | 
| 5 | 持っている | have | has | 
| 6 | 好きである | like | likes | 
| 7 | 話す | talk | talks | 
| 8 | 飲む | drink | drinks | 
| 9 | 雪が降る | snow | snows | 
| 10 | 勝つ | pass | passes | 
三単現の形になった一般動詞の一覧表が見たい!という人は、
この記事をチェックしてね!
基本の語順とルール
語順は主語(三人称)→ 一般動詞(-s, -es)です。

- He plays soccer every day. (彼は毎日サッカーをします。)
 - She likes coffee. (彼女はコーヒーが好きです。)
 - It rains a lot in winter. (ここでは冬によく雨が降ります。)
 
否定文
否定文とは、肯定文とは逆の意味、つまり内容を否定する文のことを指します。
「~ではないです」や「~(し)ません」といった意味の文を作ることができます。
基本の語順とルール
否定文では、does not(短縮形:doesn’t) を使います。
ここで注意するのは、「does が s を担当するので、動詞は原形に戻す」ことです。

- My brother doesn’t play soccer. (私の兄はサッカーをしません。)
 - She doesn’t like sushi. (彼女はお寿司が好きではありません。)
 - Tom doesn’t study on Sundays. (トムは日曜日に勉強しません。)
 
疑問文
疑問文とは、相手に尋ねたり依頼したりするときに使う文のことです。
「~ですか?」や「~(し)ますか?」といった意味の文を作ることができます。
基本の語順とルール
疑問文は、Does + 主語 + 動詞の原形 + ? という形を使います。
答えるときは Yes, he does. / No, he doesn’t. のように返しましょう。

最後に?(クエスチョン)の符号を忘れずにつけましょう。
答えるときはYesまたはNoで答えますが、後ろに続く主語とdoes(not)も忘れずに!
- Does he play soccer? (彼はサッカーをしますか?)
― Yes, he does. (はい、します。)
― No, he does not. (いいえ、しません。) - Does your sister like coffee? (お姉さんはコーヒーはお好き?)
― Yes, she does. (はい、好きです。)
― No, she does not. (いいえ、好きではありません。) - Does it snow here in winter? (ここでは冬に雪が降りますか?)
― Yes, it does. (はい、降ります。)
― No, it does not. (いいえ、降りません。) 
YesやNoの後ろには…実は続きがある!?
疑問文に答える時、はい(Yes)やNo(いいえ)で答えます。
一般動詞の疑問文の場合は、例のように Yes, he does. / No, he does not. で答えます。

実はこの答える時のdoesやdoes notの後ろには、続きが隠れているんです。
(例)Does he like baseball? (彼は野球が好きですか?)
   ― Yes, he like it. (はい、好きです。)
   ― No, he does not like it. (いいえ、好きではありません。)
本当はこのように尋ねられたことに対してていねいに答えてもよいのですが、通常は省略します。
答える時は通常、疑問文で使われた一般動詞をdoesに置き換えます。
(例)Does he like baseball? (彼は野球が好きですか?)
   ― Yes, he does. (はい、好きです。)
   ― No, he does not. (いいえ、好きではありません。)

英語はしつこくくり返す表現があまり好きじゃない言語なんだね。
覚えておこう!
疑問詞を使った疑問文

疑問詞(What, Where, When, Why など)が先頭に来るときも、Does + 主語 + 動詞原形のルールは同じです。
| 疑問詞 | 意味 | 例文 | 
|---|---|---|
| What | 何 | What does she like?(彼女は何が好きですか?) | 
| Where | どこ | Where does he live?(彼はどこに住んでいますか?) | 
| When | いつ | When does it start?(それはいつ始まりますか?) | 
| Why | なぜ | Why does he study English?(なぜ彼は英語を勉強しますか?) | 
does の短縮形
否定文では does not を doesn’t に短縮するのが普通です。
会話では短縮形を使うのが自然ですが、肯定文の does は短縮しません。
- He doesn’t play tennis. (彼はテニスをしません。)
 - She doesn’t have a bike. (彼女は自転車を持っていません。)
 - No, she doesn’t. (いいえ。)
 
【番外編】does の正体って何?
さて、ここまで学んできた中で、否定文と疑問文で急に出てきたdoes。

doesっていったい何なの…?

実は一般動詞の否定文・疑問文において、does は助動詞です。
つまりcan「~できる」や will「~だろう」の仲間なんです。
肯定文では動詞に s をつけますが、否定文・疑問文では does が s を肩代わりしてくれるイメージです。

ただしほかの助動詞とは違って、普段は隠れてしまっています。

このイメージを持つと、三単現で混乱しなくなります。
まとめ

今回の重要ポイントを振り返りましょう。
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