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【プリントDL】中3英語|関係代名詞 who

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「中3英語|関係代名詞 who」

関係代名詞 who
文法解説はこちらのページ

 

 対象学年:中3
教科書NEW HORIZON(Unit 5)
 SUNSHINE(Program 5,6)
 NEW CROWN(Lesson 4,5)
検定英検級目安(2級) CEFRレベル(B2)

上記の内容は、教科書や検定レベルの対応を「といぷEnglish」独自に整理したものです。
できるだけ正確にまとめていますが、年度や改訂によって異なる場合もあります。
ご参考までにご覧いただき、詳しくは各教科書や公式情報などでご確認ください。

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問題

【無料プリント】中3英語|関係代名詞 who
関係代名詞 who【初級①】主格
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関係代名詞 who【初級②】目的格
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関係代名詞 who【中級】
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関係代名詞 who【まとめ】
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解答

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解説

解説で実力アップ!

一部の解答・解説は、折りたたみ式になっています。
必要な問題だけ開いて確認できます。見たい問題をタップしてください。

関係代名詞 who【初級①】主格

このプリントでは、名詞をくわしく説明するときに使う 関係代名詞 who(主格) の使い方が身につきます。
また、日本語から英語に書きかえる練習を通して、文の中で追加情報を正しい場所に入れる力も育てます。

1 次の日本語の文について、下線部の語の追加の情報を表す表現をカッコ[  ]で囲んで示しなさい。

この問題では、名詞(人)を説明している部分を見つけます。
日本語の文を見ると、名詞の前に「〜している」「〜した」「〜に住んでいる」などの語句がついています。
これが 後ろの名詞を説明する “追加の情報” になるので、そこを [ ] で囲みます。

① ラグビーが得意なあの男性は私のおじさんです。

A [ラグビーが得意な] あの男性は私のおじさんです。

  2文に分解すると

  • メインの文:あの男性は私のおじさんです。
  • 追加の情報(説明):彼はラグビーが得意です。
② あちらはいつも一生懸命働いている店員さんです。
A

あちらは [いつも一生懸命働いている] 店員さんです。

2文に分解すると

  • メインの文:あちらは店員さんです。
  • 追加の情報(説明):その人はいつも一生懸命働いています。
③ 公園で花を摘んでいるあの女性はリリーです。
A

[公園で花を摘んでいる] あの女性はリリーです。

2文に分解すると

  • メインの文:あの女性はリリーです。
  • 追加の情報(説明):彼女は公園で花を摘んでいます。
④ こちらは私に英語を教えてくれる先生です。
A

こちらは [私に英語を教えてくれる] 先生です。

2文に分解すると

  • メインの文:こちらは先生です。
  • 追加の情報(説明):(その先生は)私に英語を教えてくれます。
⑤ 車の中でぐっすり眠っているその赤ちゃんは私の娘です。
A

[車の中でぐっすり眠っている] その赤ちゃんは私の娘です。

2文に分解すると

  • メインの文:その赤ちゃんは私の娘です。
  • 追加の情報(説明):その赤ちゃんは車の中でぐっすり眠っています。

追加の情報はメインの文のどこに入りますか。正しい場所を選んで、数字で答えなさい。

この問題は、追加の情報(関係代名詞のかたまり)が文のどこに入るかを考える問題です。

① メインの文:The  ①  man  ②  is my uncle  ③ .
  追加の情報:who is good at rugby

A

  「ラグビーが得意なの」は その男性(the man) です。
  つまり、追加の情報は 名詞 man を説明している関係節 になります。

  → 名詞 man のすぐ後ろ(①) に入れるのがルールです。

メインの文:  ①  That  ②  is the clerk  ③ .
  追加の情報:who always works hard
A



“一生懸命働いている”のは その店員さん(the clerk) です。
よって、追加の情報は 名詞 the clerk を説明する関係節 です。

名詞 the clerk の直後(③) に置きます。

メインの文:That  ①  woman  ②  is Lily  ③ .
  追加の情報:who is picking flowers in the park
A



“公園で花を摘んでいる”のは that woman(あの女性) です。
つまり、追加の情報は 名詞 woman を説明する関係節 になります。

woman のすぐ後ろ(②) に入れるのが正しい位置です。

メインの文:This  ①  is  ②  the teacher  ③  .
  追加の情報:who teaches me English
A



“英語を教えてくれる”のは the teacher(その先生) です。
つまり、追加の情報は 名詞 the teacher を修飾 しています。

the teacher の直後(③) に入れます。

メインの文:The baby  ①  is  ②  my daughter  ③ .
  追加の情報:who is sleeping soundly in the car
A



“車の中でぐっすり眠っている”のは the baby(その赤ちゃん) です。
よって、追加の情報は 名詞 the baby を説明する関係節 です。

the baby の直後(①) に置きます。


3 次の日本語の文を英語の文に書きかえなさい。

実際に 関係代名詞 who を使って英語の文を書く 練習を行い、文法の使い方を定着させます。

① ラグビーが得意なあの男性は私のおじさんです。

A The man who is good at rugby is my uncle.

  「〜が得意な男性」は、man(男性)を説明する部分なので、名詞 man のすぐ後ろに who + 動詞 を置きます。

  ● who = man(主語) を指す主格の関係代名詞
  ● is good at rugby:「ラグビーが得意だ」という状態 → be動詞+形容詞

  文の骨組みは
  The man is my uncle. (その男性は私のおじさんです。)

② あちらはいつも一生懸命働いている店員さんです。
A

That is the clerk who always works hard.

説明したい名詞は the clerk(店員さん) です。

  • 「いつも一生懸命働いている」=習慣works(現在形)
  • who = clerk(主語) なので、主格の関係代名詞を使います。

文の骨組みは
That is the clerk. (あちらは店員さんです。)

③ 公園で花を摘んでいるあの女性はリリーです。
A

That woman who is picking flowers in the park is Lily.

先行詞(説明する名詞)は That woman(あの女性) です。

  • 「〜している」→ 今まさに行っている動作 → 現在進行形 is picking
  • who は woman = is picking の主語 なので主格です。

文の骨組みは
That woman is Lily.

That woman が名詞のまとまりなので、その直後に who ~ を置くのが正しい形です。

④ こちらは私に英語を教えてくれる先生です。
A

This is the teacher who teaches me English.

名詞は the teacher(先生) です。

  • 「教えてくれる」=ふだんのこと → teaches(現在形)
  • who は teacher = teaches の主語 なので主格

文の骨組みは
This is the teacher.

⑤ 車の中でぐっすり眠っているその赤ちゃんは私の娘です。
A

The baby who is sleeping soundly in the car is my daughter.

先行詞は the baby(その赤ちゃん)です。

  • 「眠っている」=今の動作 → 現在進行形 is sleeping
  • soundly は「ぐっすりと」と説明する副詞
  • who は baby = is sleeping の主語 を指す主格

文の骨組みは
The baby is my daughter.


関係代名詞 who【初級②】目的格

このプリントでは、名詞をくわしく説明するときに使う 関係代名詞 who [whom](目的格) の使い方が身につきます。
また、日本語から英語に書きかえる練習を通して、文の中で追加情報を正しい場所に入れる力も育てます。

1 次の日本語の文について、下線部の語の追加の情報を表す表現をカッコ[  ]で囲んで示しなさい。

この問題では、名詞(人)を説明している部分を見つけます。
日本語の文を見ると、名詞の前に「〜している」「〜した」「〜に住んでいる」などの語句がついています。
これが 後ろの名詞を説明する “追加の情報” になるので、そこを [ ] で囲みます。

① 私はあなたが昨日の夜会ったその男性を知っています。

A 私は[あなたが昨日の夜会った]その男性を知っています。

  2文に分解すると

  • メインの文:私はその男性を知っています。
  • 追加の情報(説明):あなたは(その男性に)昨日の夜会いました。
ぼくたちが長い間一緒に働いているその女性はとても親切です。
A

[ぼくたちが長い間一緒に働いている]その女性はとても親切です。

2文に分解すると

  • メインの文:その女性はとても親切です。
  • 追加の情報(説明):(その女性と)ぼくたちは長い間いっしょに働いています。
③ 彼は多くのファンがコンサートで聴いた歌手です。
A

彼は[多くのファンがコンサートで聴いた]歌手です。

2文に分解すると

  • メインの文:彼は歌手です。
  • 追加の情報(説明):(彼を)多くのファンがコンサートで聴きました。
④ 私の父が本をあげた男の子はハリーです。
A

[私の父が本をあげた]男の子はハリーです。

2文に分解すると

  • メインの文:その男の子はハリーです。
  • 追加の情報(説明):父が(その男の子に)本をあげました。
⑤ 私はトムがパーティーに招待したその女の子を覚えています。
A

私は[トムがパーティーに招待した]その女の子を覚えています。

2文に分解すると

  • メインの文:私はその女の子を覚えています。
  • 追加の情報(説明):(その女の子を)トムがパーティーに招待しました。

追加の情報はメインの文のどこに入りますか。正しい場所を選んで、数字で答えなさい。

この問題は、追加の情報(関係代名詞のかたまり)が文のどこに入るかを考える問題です。

① メインの文:I  ①  know  ②  the man  ③ .
  追加の情報:who you met last night

A

  “you met last night(あなたが昨晩会った)”のは the man です。
  つまり、この関係節は 名詞 the man を説明しています。

  👉 名詞を説明する関係節は、その名詞のすぐ後ろに置くのがルールです。
  今回は the man の後ろ → が正しい場所です。

メインの文:The  ①  woman  ②  is  ③  so kind.
  追加の情報:who we work with for a long time
A



“we work with for a long time(私たちが長い間一緒に働いている)”のは the woman です。
この関係節は woman(名詞)を説明します。

👉 名詞 the woman のすぐ後が正しい位置 → です。

メインの文:He  ①  is  ②  the singer  ③  .
  追加の情報:who many fans listened to at the concert
A



“many fans listened to at the concert(多くのファンがコンサートで聴いた)”のは the singer
したがって、関係節は singer(名詞)を説明しています。

👉 名詞 the singer の直後 →

※補足:listened to目的語 が who(= the singer)なので、目的格の who です。

メインの文:The  ①  boy  ②  is  ③  Harry.
  追加の情報:who my father gave a book to
A



“my father gave a book to(父が本をあげた)”のは the boy
この関係節は boy(名詞)を説明しています。

👉 名詞 the boy の直後 →

メインの文:I  ①  remember  ②  the girl  ③ .
  追加の情報:who Tom invited to the party
A



“Tom invited to the party(トムがパーティーに招待した)”のは the girl
つまり、関係節は girl(名詞)を説明しています。

👉 名詞 the girl のすぐ後ろ →


3 次の日本語の文を英語の文に書きかえなさい。

実際に 関係代名詞 who [whom] を使って英語の文を書く 練習を行い、文法の使い方を定着させます。

① 私はあなたが昨日の夜会ったその男性を知っています。

A I know the man (who [whom]) you met last night.

  「あなたが昨日の夜会った」のは the man です。
  つまり、この部分は the man(名詞)を説明する関係節 になります。
  
  👉 名詞 the man のすぐ後ろに置きます。

  ● この manmet(会った)の目的語です。
  ● 目的語なので who でも whom でも OKです。
  ● 目的格の who/whom は省略できます → you met last night と書いても正しいです。

② ぼくたちが長い間一緒に働いているその女性はとても親切です。
A

The woman (who [whom]) we work with for a long time is so kind.

「ぼくたちが長い間一緒に働いている」のは the woman です。
この部分は woman を説明している関係節 です。

👉 名詞 the woman のすぐ後ろ。

  • 関係代名詞は with の目的語
  • 目的語なので who/whom どちらも使える
  • 省略も可能
    → the woman we work with …

※ works ではなく we work の work(原形) に注意!

③ 彼は多くのファンがコンサートで聴いた歌手です。
A

He is the singer (who [whom]) many fans listened to at the concert.

「多くのファンがコンサートで聴いた」のは the singer です。
この部分が singer を説明する関係節になります。

👉 名詞 the singer のすぐ後ろ。

  • listened to の 目的語 → singer
  • 目的格なので who/whom OKです。
  • 関係代名詞 whoは省略できます → the singer many fans listened to …
④ 私の父が本をあげた男の子はハリーです。
A

The boy (who [whom]) my father gave a book to is Harry.

「私の父が本をあげた」のは the boy です。
この部分が boy を説明しています。

👉 名詞 the boy のすぐ後ろに置きます。

  • give A to B の B(boy)が目的語です。
  • 目的格なので who/whom OKです。
  • 関係代名詞 whoは省略できます → the boy my father gave a book to …
⑤ 私はトムがパーティーに招待したその女の子を覚えています。
A

I remember the girl (who [whom]) Tom invited to the party.

「トムがパーティーに招待した」のは the girl です。
この部分が girl を説明する関係節です。

👉 名詞 the girl のすぐ後ろ。

  • invited の 目的語 → girl です。
  • 目的格なので who/whom OKです。
  • 関係代名詞 whoは省略できます → the girl Tom invited to the party

関係代名詞 who【中級】

2つの文をつなげて、関係代名詞 who を使った複文を作る力がつきます。
主語や目的語が誰・何かを正しく判断して、who を主格か目的格か適切に使える力も養えます。
また、関係代名詞を使うことで、文章を短く自然にまとめる力も身につきます。

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2つの英文を、意味が通るように1つにまとめなさい。who(whom)は省略できるときは省略してもよいです。

メインの文のどの名詞を説明するかを考えて、関係節の位置に who を置くことがポイントです。
主語が先行詞の場合は who を省略できませんが、目的語の場合は省略できる場合があります。

① 野球を見るのが好きなその男の子は、私の弟です。
 メインの文 The boy is my brother. 追加の情報 He likes watching baseball.

A The boy who likes watching baseball is my brother.

  ★ 主語が先行詞 × 主格の関係代名詞 who

  野球を見るのが好きなのは The boy(その男の子) です。
  → who likes watching baseball が boy を説明しています。

  who は 主格(boy = likes の主語) なので
  ✅ 省略できません

私はあなたが昨日一緒に動物園に行ったその女性に会いました。
 メインの文 I met the woman. 追加の情報 You went to the zoo with her yesterday.
A

I met the woman (who [whom]) you went to the zoo with yesterday.

目的語が先行詞 × 目的格の関係代名詞 who / whom

動物園に一緒に行った相手は the woman(その女性) です。
(who) you went to the zoo with yesterday が woman を説明しています。

この who は
目的格(with の目的語)
省略できます
後ろに with が残る形になる ことに注意しましょう。

こちらは音楽の先生として働いている私のおばさんです。
 メインの文 This is my aunt. 追加の情報 She works as a music teacher.
A

This is my aunt who works as a music teacher.

目的語が先行詞 × 主格の関係代名詞 who

音楽の先生として働いているのは my aunt(私のおばさん) です。
who works as a music teacher が aunt を説明しています。

who は
主格(aunt = works の主語)
省略できません

私がフランスで会ったそのお医者さんは、多くの子どもの命を救っています。
 メインの文 The doctor saves many children’s lives. 追加の情報 I met him in France.
A

The doctor (who [whom]) I met in France saves many children’s lives.

主語が先行詞 × 目的格の関係代名詞 who / whom

カナダで会ったのは the lawyer(その弁護士) です。
that I met in Canadalawyer を説明しています。

目的格の that は省略できます

図書館で本を読んでいるあの女の子は、ジェシカです。
 メインの文 That girl is Jessica. 追加の情報 She is reading a book in the library.
A

That girl who is reading a book in the library is Jessica.

主語が先行詞 × 主格の関係代名詞 who

図書館で本を読んでいるのは That girl(あの女の子) です。
who is reading a book in the library が girl を説明しています。

who は
主格(girl = is reading の主語)
省略できません。


2 次の日本語の文を英語の文に書きかえなさい。

まず、主語・動詞・目的語を正しく見つけることが大切です。
目的語を説明する場合は who [whom] を省略できることもあるので、文脈に応じて使い分けます。

① 私にピアノを教えてくれているその女性は、私の先生です。

A The woman who teaches me the piano is my teacher.

  ★ 主語が先行詞 × 主格の関係代名詞 who

  「ピアノを教えてくれている」の主語は the woman(その女性) です。
  → woman を説明しているので 主格の who を使います。

  teaches me the piano の主語が抜けているため、who は省略できません。

彼は、みんなが尊敬している先生です。
A

He is the teacher (who [whom]) everyone respects.

目的語が先行詞 × 目的格の関係代名詞 who / whom

「尊敬している」の 目的語the teacher(その先生) です。
→ respects の 目的語が抜けている ので、目的格の who / whom になります。

👉 目的格なので、省略できます。

※ whom は文法的に正しいですが、会話や学校英語では who が一般的 です。

私と話していたその女性は、マリア(Maria)です。
A

The woman who talked to me is Maria.

主語が先行詞 × 主格の関係代名詞 who

「話していた」の主語は the woman(その女性) です。
→ woman を説明しているので 主格の who を使います。

talked to me の主語が欠けているため、who は省略できません。

私たちが昨日見かけたその男の子は、トム(Tom)です。
A

The boy (who [whom]) we saw yesterday is Tom.

主語が先行詞 × 目的格の関係代名詞 who / whom

「昨日見かけた」の 目的語the boy(その男の子) です。
→ saw の 目的語が抜けている ので、目的格の who / whom になります。

目的格なので who / whom は省略できます。

私が昨日会ったその男性は、声優です。
A

The man (who [whom]) I met yesterday is a voice actor.

主語が先行詞 × 目的格の関係代名詞 who/whom

「昨日会った相手」は the man(その男性) です。
→ met の 目的語が抜けている ので、目的格の who / whom を使います。

目的格なので、省略できます。


関係代名詞 who【まとめ】

このプリントでは、関係代名詞 who を使って名詞を説明する文を正しく読み取り・書く力が身につきます。
主格・目的格の違いを理解し、who [whom] を省略できる場合とできない場合を見分ける力をつけることができます。
さらに、文章読解と英作文の両方で、先行詞の意味を正しくつかみ、関係節を自然につなぐ力が伸びます。

マイク(Mike)が書いたエッセイを読んで、あとの問いに答えなさい。

英語のエッセイを正しく読んで理解する力が身につきます。

A Friend Who Helped Me
When I was a child, I had a friend ①who I trusted very much.  He was a boy ②who always shared his toys and helped me a lot with my homework.  He was so kind.  Then, I thought I wanted to be like him someday.
One day, I saw a boy ③who was lost in the park.  I guided him to his mother by myself.  The boy ④who I helped thanked me warmly, and I felt proud.

本文の日本語訳

私を助けてくれた友だち

子どものころ、私はとても信頼している友だちがいました。
その友だちは、いつもおもちゃを分けてくれて、宿題もたくさん手伝ってくれる男の子でした。
彼はとてもやさしい人でした。
そして私は、いつか彼のようになりたいと思いました。

ある日、私は公園で迷子になっている男の子を見かけました。
私はその子を、自分でお母さんのところまで案内しました。
私が助けたその男の子は、心をこめてお礼を言ってくれて、私はとても誇りに思いました。

(1) 下線部①~④について、主格の who の番号を書きなさい。
A

② ③

who I trusted very much
→ trusted の 目的語 が who(=friend)
→ これは 目的格の who なので、主格ではありません。

who always shared his toys and helped me a lot with my homework
→ shared / helped の 主語 が who(=boy)
主格の who

who was lost in the park
→ was lost の 主語 が who(=boy)
主格の who

who I helped
→ helped の 目的語 が who(=boy)
→ これは 目的格の who です。

✅ よって、主格の who は「②・③」 になります。

(2) なぜマイクは友達を「特別な存在」だと思ったのでしょうか。適する理由をすべて選びなさい。
  ① いつもおもちゃを分けてくれたから ② 宿題を手伝ってくれたから ③ 公園で迷子を助けたから
A

① ②

本文の該当部分はここです。

He was a boy [who always shared his toys and helped me a lot with my homework].

ここには
・おもちゃを分けてくれた
・宿題をたくさん手伝ってくれた
両方書いてある ので、

①と②の両方が正解 になります。
③の「迷子を助けた」は、マイク自身の行動なので誤りです。

(3) 迷子の男の子を助けたとき、マイクはなぜ誇りに思ったのでしょうか。もっとも適する理由を選びなさい。
  ① 友達が褒めてくれたから ② 男の子の母親を無事に見つけたから ③ 先生にほめられたから
A



本文の該当部分はここです。

I guided him to his mother by myself.
The boy [who I helped] thanked me warmly, and I felt proud.

「自分でお母さんのところまで案内した」
無事に母親を見つけてあげられた から、誇りに思ったのだと分かります。

✅ よって答えは です。

(4) 次の英語の質問に、3語以上の英語で答えなさい。
 ① What kind of friend did Mike have when he was a child?
 ② Did the boy who Mike helped find his mother thank him?
A

He had a friend who always shared his toys and helped me a lot with my homework.

本文からそのまま答えられます。

He was a boy [who always shared his toys and helped me a lot with my homework].

「どんな友だち?」と聞かれているので、
性格や行動の説明(who ~) を答えればOKです。


Yes, he did.

本文:

The boy [who I helped] thanked me warmly.

「その少年はお礼を言った」= Yes になります。


2 次の日本語の文を英語の文に書きかえなさい。

まず、主語・動詞・目的語を正しく見つけることが大切です。
目的語を説明する場合は who (whom) を省略できることもあるので、文脈に応じて使い分けます。

① メアリー(Mary)は、私たちがよく知っているその男性と話しています。

A (例)Mary is talking to the man (who [whom]) we know well.

  ★ 目的語が先行詞 × 目的格の関係代名詞

  「よく知っている」の 知っている相手 が the man(その男性)です。
  → know の目的語が欠けている ので、目的格の who / whom を使います。

  目的格なので、who / whom はどちらでもOKで、省略も可能です。
  (Mary is talking to the man we know well. でも正解)

② サラ(Sara)が昨日会ったその女性は、有名な歌手です。
A

(例)The woman (who [whom]) Sara met yesterday is a famous singer.

主語が先行詞 × 目的格の関係代名詞

「昨日会った」の 会った相手 が the woman(その女性)です。
→ met の 目的語が欠けている ので、目的格の who / whom を使います。

目的格なので、who / whom は省略できます。

公園で走っているその男の子は、ケン(Ken)です。
A

(例)The boy who is running in the park is Ken.

主語が先行詞 × 主格の関係代名詞

「走っている」の 主語は the boy(その男の子) です。
→ boy を説明しているので、主格の who を使います。

主格なので、who は省略できません。

④ あなたが助けたその女性は、あなたにとても感謝していました。
A

(例)The woman (who [whom]) you helped thanked you a lot.

主語が先行詞 × 目的格の関係代名詞

「助けた」の 助けた相手 が the woman(その女性)です。
→ helped の 目的語が欠けている ので、目的格の who / whom を使います。

目的格なので、省略できます。

⑤ あなたを手伝ってくれるその人は、私の親友です。
A

(例)主語が先行詞 × 主格の関係代名詞

目的格の関係代名詞(省略OK)

「手伝ってくれる」の 主語は the person(その人) です。
→ person を説明しているので、主格の who を使います。

主格なので、who は省略できません。


 

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