
こんにちは。
当ブログの運営者のひらりんです。
私は教員時代に、よく生徒や親戚の中学生からこんなことを聞かれていました。

将来英語を使って仕事をしたいのですが、今からどんなことをがんばっておくといいですか?
将来の夢や目標が決まっていて、それに向かって努力したい!
…なんて、とっても素敵ですよね♪
彼ら、彼女らは、例えばこんなお仕事に興味があると話してくれました。

中高生の頃、実は私も海外の大学への進学や就職を真剣に考えたことがありました。
だからこそ言える「こんな学び方をするといいよ!」ということがたくさんあります。
今回は、私の実体験も踏まえつつ、今まで生徒に話してきたアドバイスを紹介します。
【できること①】英検やTOEICなどの目標を決めて勉強する

学習のモチベーションを持続させるには、テストや検定、資格試験へのチャレンジがおすすめです。
もちろん学校の小テスト、単元テスト、定期テストもよいと思います。
しかし英検などの資格試験なら、合格すれば高校進学の際の調査書(世間でいうところの内申書)にも書くことができます。

私立高校なら、受験の際に加点評価してもらえる場合もありますよ♪
自分の英語レベルを正しく知って、効率的に学習していきましょう。
寄り添ってコーチングしてくれる先生や教材を探すことも大切です。
【できること②】学校で学ぶ英文法をマスターする

まず自分の力で手軽に始められる英語学習法として、英文法をマスターすることがおすすめです。
学校の教科書やワークブックを使って、くり返し学習に取り組みましょう。
中学校の授業で学ぶ英文法をマスターすれば、CEFR(セファール)と呼ばれる国際的な英語力指標のA1レベル相当の力が身につきます。

A1は、英検での3級~準2級相当のレベルです。
A1レベルの人は、日常生活の中で基本的なコミュニケーションを取ったり、自分の考えを簡単に説明したりすることができます。

中学卒業時にA1~A2レベルの英語力を身につけられていることが理想です。

たくさんの練習問題にチャレンジしたい!という人は、このブログの無料プリントも使ってみよう♪
【できること③】たくさんの英単語や連語を学ぶ

小中学校で学ぶ英単語の数は、現在2,200~2,500語です。
一方、ネイティブの大人が日常会話で使う単語数は、約3,000~4,000語と言われています。
しかし!ビジネス英会話で必要な単語数は、1,500語程度。
実はとっても少ないのです。

その代わり、専門的な用語を覚える必要はあります。

ビジネスの場では、同じ単語や似た表現を繰り返し使う場面が多いんだね。
「仕事で英語を使いたい!」という人は、ビジネス英会話の基礎としても日常会話の単語をマスターしておきたいですね。
スペルや発音はもちろんですが、英単語の使い方を覚えるようにするとよいでしょう。
I run around the park every day. (私は毎日、公園の周りを走っています。)
品詞や例文と一緒に覚えることで、いつ・どのような時に使う単語なのか理解できます。

他の文でもアレンジして使えるようになります♪
【できること④】市町村主催の海外研修に参加してみる

お住まいの市町村によっては、姉妹都市との交換留学や交換研修会を行っている場合があります。

いわゆる短期留学っていうやつだね!
民間会社のホームステイプログラムもおすすめです。
旅行とは違って、自分の意思を自分の力で伝えていかないと、現地の人と一緒に生活することはできません。
これはとてもよいトレーニング・力だめしになりますよ!

まずは、目的はメンタルづくりや異文化理解だと思って参加してみてください。
【できること⑤】海外ドラマやYouTubeの動画を視聴する

海外ドラマや海外YouTuberの動画を見るのも、お手軽な英語学習法の1つです。

私が英語学習の初期によくやっていたドラマの視聴方法は…
- 1回目は英語音声+日本語字幕
- 2回目は英語音声+英語字幕
- 3回目は英語音声(字幕なし)

時間がある時は、こうして同じエピソードをくり返し視聴していました。
学園物のドラマだと、中学生にも身近な話題や単語が多くて入りやすいですよ♪
ただしティーン向けのドラマは、俳優さんのセリフのスピードがとっても速いです。

おすすめのYouTubeチャンネルは、このページで紹介してるよ!
【できること⑥】オンライン英会話をやってみる

時間・場所の自由度が高いオンライン英会話で、スピーキングの練習をすることができます。

私は地方住まい(しかもかなりの田舎)です。
相談してくれた生徒たちからは、こんな質問が多くありました。

家から通えるところに英会話を教えてくれるところがないんです…
今の時代はとても便利になりましたね。
自分のスマホやタブレット、パソコンを使えば、簡単にネイティブの先生からレッスンを受けることができます♪
いきなりネイティブの先生は緊張するなぁ…という人は、日本人講師の先生のレッスンを探すとよいでしょう。
学校にいるALTの先生と、休み時間などに積極的に話すのもおすすめです。
【まとめ】まずは気軽にできることから始めよう!

いかがでしたか?
今回は、英語を使う仕事に就きたい中高生が、今から準備できることについてご紹介しました。
自分の力で英語力を高める方法はたくさんあります♪
まずはこのブログをフル活用してみてくださいね!