はじめに

自分の頃の中学英語って、もっとゆるかった気がする…

お子さんの教科書を見て、そう感じたことはありませんか?
実は、2021年度から新しい学習指導要領に変わり、中学英語の内容はママ世代の頃よりも格段にレベルアップしています。

授業時間・単語数・文法レベル、どれをとってもボリュームは増加!

今回は、「昔とここが違う!」という5つのポイントを詳しくご紹介します。
お子さんが英語でつまずかないために、まずは現状を知ることから始めましょう✨
Point1|小5から英語が“教科”に → 成績がつく!

📝 昔と今の違い

ママパパ世代(旧学習指導要領)
小学校では「外国語活動」→ 成績は無し

現在(現行学習指導要領)
小学5・6年で英語が正式な教科に → 成績がつく

つまり、小学5年生から「テストで点を取る英語」が始まっています。
中学英語は、その小学校での基礎を前提に進むので、小学校でのつまずきが中学で響きやすいんです。
小学生のうちに「英語に慣れる」ことが、中学でのスタートダッシュにつながります。
Point2|中学英語の授業時間は週3時間→4時間に増加

かつて中学英語は週3コマ(年間105時間)。
現在は週4コマ(年間140時間)になっています。

その分、1年間で学ぶ内容も増え、進むスピードもアップ。
つまずくと「授業についていけない」という子が増えているのが現状です。
📝 データで比較(中学1年生)

ママパパ世代(旧学習指導要領)
年間105時間 → 単語約300語

現在(現行学習指導要領)
年間140時間 → 単語約500語

授業時間は増えても、覚えることの量がそれ以上に増えているんだね💦

中学3年間を通して、最も授業時数が多い教科が英語です。
だからこそ、英語を好きになれれば、日々の中学生活が楽しくなるかもしれません。
Point3|高校レベルの文法が中学へ


ママ世代が高校で習っていた仮定法・分詞構文・原形不定詞など、
難しい文法項目が中学に降りてきています。
- If I were you, … (もし私があなただったら…)
- I help my mother clean the kitchen. (私は母がキッチンを掃除するのを手伝います。)

こうした複雑な表現を、中学生が扱うようになっているんです。
「文法が難しくて、英語嫌いになる」子が増えるのも無理はありません。
Point4|覚える単語数は約1.5倍に!

ママ世代は中学3年間で約1,200語の習得が目安でした。
今はなんと1,800語に大幅アップ📈
📝 データで比較


ママパパ世代 | 現在 | |
---|---|---|
中1 | 約300語 | 約500語 |
中2 | 約400語 | 約600語 |
中3 | 約500語 | 約700語 |
合計 | 1,200語 | 1,800語 |

この量を学校の授業だけでカバーするのは、かなり難しいのが現実です。
Point5|「聞く・話す」力も必須に


ママパパ世代の英語は「読む・書く」が中心。
今はそれに加えて、聞く力・話す力も重視されるようになりました。
リスニング問題の比重アップ
英語でスピーチやプレゼンをする課題も増加
一部地域ではスピーキングテストも導入

つまり、昔のように「文法と単語を暗記しておけばOK」という時代ではなくなっています。
だから、“おうちで準備”が大事!

ここまで読むと、「うちの子ついていけるかな…」と不安になりますよね。
でも大丈夫です😊
小学生のうちに少しずつ基礎を作ることで、中学でつまずくのを防げます。

大切なのは、「がんばらせすぎないこと」です。
小さな成功体験を積むと、「英語って楽しい!」という気持ちにつながります✨
次回のコラムで「おうちでできる英語準備」をもっと詳しくシェアします!
まとめ

今の中学英語は、ママパパ世代よりも難しく、ボリュームも多いです。
でも、小学生のうちに“おうち準備”をしておけば大丈夫。
といぷーEnglishでは、
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