【基礎ルール】中1英語|実践問題で冠詞 a, an, the の使い分けを徹底解説!【無料プリントあり】

冠詞a, an, theの使い分け 中1英語
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といぷー
といぷー

名詞の基本シリーズ①です。
単数形と複数形、数えられる名詞と数えられない名詞について説明しています。
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名詞の基本シリーズ②です。
名詞の複数形ルール(-s/-es/y→ies/f→vesなど)の時に、どのような読み方(音)になるのか、やさしく解説しています。
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冠詞ってなに?

英語では、「名詞の前」に a / an / the という小さな言葉をつけることがあります。
この言葉を 冠詞(かんし)といいます。

ひらりん
ひらりん

日本語にはない仕組みなので最初は難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です!
使い分けのルールをひとつずつ覚えていきましょう。

a と an の使い分け(不定冠詞)

ひらりん
ひらりん

aan は「1つの〜」という意味です。
はじめて出てくる名詞や、どれでもいいモノの前につけます。

といぷー
といぷー

でも、a と an はどうやって使い分けるの?

a と an の使い分け方

使う冠詞説明
a子音の音で始まるときa pen / a dog / a car
an母音の音で始まるときan apple / an egg
といぷー
といぷー

「スペル」ではなく「発音」で決まるんだね!

ひらりん
ひらりん

そのとおりです!
たとえば、hour(アワー)は「h」があっても発音しないので an hour になります。

練習:a?an?どちらを使う?

ひらりん
ひらりん

次の名詞の前に入るのはどちらでしょうか?
a または an で答えてみましょう。

__ orange
A

an

an orange(母音から始まります)

__ bag
A

a

a bag(子音から始まります)

__ egg
A

an

an egg(母音から始まります)

__ student
A

a

a student(子音から始まります)

__ umbrella
A

an

an umbrella(母音から始まります)

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the の使い方(定冠詞)

ひらりん
ひらりん

「the」は、どれかわかっているモノの前につけます。

(例)the がつく名詞を含む文
  • I saw a dog this morning.
  • The dog was very cute.
ひらりん
ひらりん

1回目は「ある犬(どの犬かはわからない)」なので a を使います。

といぷー
といぷー

2回目は「さっきの犬(どの犬かはわかっている)」だから the を使うんだね。

the を使う代表的なパターン

世界に1つしかないもの → (例)the sun, the moon

世界に1つしかないもの

2回目に出てきた名詞 → (例)the dog

2回目に出てきた名詞にtheをつける

どちらもわかっているとき → (例)the teacher(話し手と聞き手でわかっている)

話し手と聞き手でわかっている

練習:a / the のどちらを使う?

ひらりん
ひらりん

次の文の( )に入る言葉を選びましょう。

① I have (a / the) cat. The cat is white.
A

a

② She saw (a / the) movie yesterday. (A / The) movie was exciting.
A

a, The

③ There is (a / the) book on the desk.
A

a

the を使うとき、修飾語はつけなくてもOK!

ひらりん
ひらりん

たとえばこの文を見てください。

I saw a tall, cute dog yesterday.
(昨日、背が高くてかわいい犬を見たよ。)

ひらりん
ひらりん

この犬のことを、次に言うときは the dog とだけ言えばOKです。

I want to see the dog again.
(またその犬に会いたいな。)

ひらりん
ひらりん

「どの犬か」がすでにわかっているので、修飾語(tall, cute)はつけなくてもいいんです。

ポイント

  • 2回目に出てくる名詞は、the をつけるだけでOK!
  • 最初に話したときの情報(どんな犬だったかなど)を、くり返す必要はない
  • 相手が「どのことか」をわかっていれば、the +名詞だけで通じます

練習:修飾語を含む名詞につく the

ひらりん
ひらりん

次の文のあとに「the」を使って、名詞だけで文をつくってみましょう。

① I met a kind old man on the train. → I talked with (  ).
A

the man

【訳】私は電車で親切な年配の男性に会いました。→ その男性と話しました。

「a kind old man」は、初めて出てくるので a を使っています。
2回目に出てくるときは、どの人かわかっているので the man とだけ言えば大丈夫です。

② She bought a small red notebook. → She is using (  ) every day.
A

the notebook

【訳】彼女は小さな赤いノートを買いました。→ そのノートを毎日使っています。

「a small red notebook」は新しい情報なので a を使います。
次に出てくるときは、すでにどのノートかわかっているので the notebook になります。

a / an / the をつけないとき

ひらりん
ひらりん

常に冠詞を使うわけではありません。
以下のような場合は不要です。

固有名詞の前
 → Tom, Japan, Mt. Fuji など

複数形や数えられない名詞で「一般的なこと」を言うとき
 → Dogs are cute.
 → Music is fun.

まとめ

ひらりん
ひらりん

今回の重要ポイントを振り返りましょう。

POINT
  • a / an は「1つの~」→ はじめて出てくる名詞につける。
  • a は子音の音、an は母音の音の前につける。
  • the は「どれかわかっているモノ」につける。
  • 固有名詞や複数形・不可算名詞の一般的な使い方の場合は、冠詞はつけない。

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といぷー
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